高齢の親の通院について、
「そろそろ病院に付き添った方がいいのかな?」
「でも、まだ一人で行けているし大丈夫そう…」
そんなふうに判断に迷っている方は、決して少なくありません。
親は普段どおり元気そうに見える。
本人からも「大丈夫」「一人で行ける」と言われる。
それでも、心のどこかで小さな不安を感じている――
そんな状態こそ、多くのご家庭が通る自然なタイミングです。
このコラムでは、
「高齢の親の通院に付き添いが必要かどうか」を決めつけるのではなく、
判断の目安となるポイントを整理していきます。
白黒をはっきりさせなくても大丈夫です。
今の状況を見つめ直すきっかけとして、参考にしてみてください。
そもそも高齢の親の通院で、付き添いが必要か迷う時期とは
高齢になると、通院の回数が少しずつ増えていくことは珍しくありません。
定期受診や経過観察、複数の診療科への通院など、
年齢とともに自然に増えていくケースも多くあります。
そのため、
「通院している=すぐに病院付き添いが必要」
というわけではありません。
一方で、
「まだ大丈夫だとは思うけれど、少し気になり始めた」
この迷い始める時期こそが、とても大切なタイミングです。
付き添いが必要かどうかは、
ある日突然はっきり分かるものではなく、
多くの場合、グレーな期間を経て少しずつ考えるようになります。
判断に迷っているということ自体が、
親のことをきちんと考えている証拠だと言えるでしょう。
高齢の親の病院付き添いで判断を迷いやすい理由
高齢の親の病院付き添いについて判断が難しいのは、
親側・家族側の双方に理由があります。
親側によくある気持ち
・子どもに迷惑をかけたくない
・まだ自分は大丈夫だと思いたい
・弱っている姿を見せたくない
・「年寄り扱い」されたくない
親が「一人で行けるから大丈夫」と言う背景には、
体調だけでなく、こうした気持ちが隠れていることも少なくありません。
家族側が感じやすい迷い
・見た目は元気そうに見える
・今までは特に問題なく通えていた
・付き添うほどではない気がする
・仕事や家庭の事情で簡単に行けない
こうした思いが重なり、
「必要かどうか分からないまま時間が過ぎてしまう」
という状態になりやすいのです。
付き添いを検討してもいい判断ポイント
高齢の親の通院に付き添いが必要かどうかは、
一つの基準だけで決められるものではありません。
ただ、次のような変化が見られる場合は、
付き添いを検討する判断ポイントとして、
一度立ち止まって考えてみてもいいかもしれません。
・通院後、以前より疲れが強く出るようになった
・診察内容や医師の説明をうまく説明できない
・薬の飲み方や変更点があいまいになっている
・病院の待ち時間をつらそうにしている
・通院の日が近づくと不安そうな様子がある
・次回の予約日や検査内容を忘れることが増えた
これらは、
「一人で病院に行けていない」という意味ではありません。
「無理なく通院できているかどうか」
という視点で見たときに、
少し負担が大きくなってきている可能性を示しています。
当てはまったからといって、
すぐに付き添いが必要だと決める必要はありません。
あくまで状況を整理するための判断ポイントとして、参考にしてください。
「一人で行ける」と「無理なく通える」は同じではありません
高齢の親が、
「歩ける」「電車に乗れる」「受付ができる」
という理由で一人通院を続けているケースは多くあります。
しかし、病院という場所は、
高齢の方にとって思っている以上に負担がかかりやすい環境です。
・長い待ち時間
・慣れない検査
・専門用語の多い説明
・体調の変化に気づきにくい場面
「一人で行ける」ことと、
「安心して無理なく通院できている」ことは別
という点は、意外と見落とされがちです。
体力や判断力が少しずつ変化していく中で、
負担が目に見えないまま積み重なっていることもあります。
病院付き添いは「する・しない」の二択で考えなくていい
高齢の親の病院付き添いは、
すべてを一人で任せるか、
毎回必ず家族が付き添うか、
という二択で考える必要はありません。
例えば、
・大きな病院や総合病院の日だけ付き添う
・検査や医師の説明がある日だけ同行する
・家族が行けない日にだけ第三者の付き添いを利用する
こうした部分的な病院付き添いでも、
親の不安や負担は大きく軽減されます。
段階的に考えることで、
親の自立を尊重しながら、
必要なサポートを取り入れることができます。
家族が無理をしないことも、判断ポイントのひとつ
高齢の親の通院を支えるうえで、
親の体調だけでなく、
家族の生活が無理なく続けられているかも大切な判断ポイントです。
・仕事や家庭の予定を無理に調整し続けていないか
・「また自分が行かなきゃ」と負担になっていないか
・この先も同じ形を続けられそうか
親のために頑張ることは大切ですが、
家族が無理を重ねてしまうと、
長く続けることが難しくなってしまいます。
無理をしない選択を考えることは、
決して冷たいことではありません。
迷っている今が、考え始めるタイミングです
高齢の親の通院に付き添いが必要かどうかに、
明確な正解はありません。
ご家庭の状況、親の体調、家族の生活――
どれも違うからこそ、判断は一つではないのです。
ただ、
「少し気になってきた」
「判断に迷っている」
そう感じている今こそが、
無理のない形を考え始めるちょうどいいタイミングだと言えるでしょう。
無理をしない選択肢としての病院付き添いサポート
家族だけで高齢の親の通院を支えることが難しいと感じたとき、
家族以外の病院付き添いという選択肢もあります。
便利屋ムゲンダイナでは、
救急救命士の資格を持つスタッフが、
高齢の方の病院付き添いサポートに対応しています。
・病院への同行・付き添い
・待ち時間中の見守り
・必要に応じたご家族へのご報告
「今日はどうしても家族が行けない」
「一度だけ試してみたい」
そんな一時的なご利用でも構いません。
香芝市・大和高田市・葛城市・北葛城郡を中心に、
奈良県全域で対応しています。
高齢の親の通院について迷ったときは、
ひとりで抱え込まず、
頼れる選択肢があることを知っておいてください。
小さなことでも、お気軽にご相談ください。


