高齢の親の通院について、「病院に行くだけやし大丈夫」と思っていませんか。
通院そのものは日常的なことですが、実際には移動から帰宅までの間に、思わぬトラブルが起こりやすい場面でもあります。
特に、高齢になるにつれて体力や判断力は少しずつ変化していきます。
普段は元気そうに見えていても、病院へ行くという行動自体が負担になっているケースは少なくありません。
高齢者の病院通院では、転倒や体調悪化、説明の聞き間違いなど、家族が知らないところでリスクが潜んでいます。
ここでは、実際に起こりやすいトラブルをもとに、通院時の注意点や気をつけたいポイントを整理します。
移動中に起こりやすい転倒やふらつき
自宅から病院までの移動は、思っている以上に体力を使います。
歩行中につまずく、段差でバランスを崩す、横断歩道で焦って転びそうになるなど、ちょっとした場面で転倒につながることがあります。
特に、病院へ行く日は緊張していたり、体調が万全でなかったりするため、普段よりふらつきやすくなることもあります。
また、バスや電車を利用する場合、乗り降りのタイミングで足元が不安定になりやすいのも注意したい点です。
待ち時間中に起こりやすい体調悪化
病院では、思った以上に待ち時間が長くなることがあります。
長時間座ったままでいると、血圧が下がったり、気分が悪くなったりするケースもあります。
空腹や水分不足によって、めまいやふらつきが出ることもあり、診察を待つだけでも体に負担がかかることがあります。
特に、朝早くから出かけている場合は、体調の変化に気づきにくいこともあります。
院内で迷ってしまい不安になるケース
病院は広く、診療科も多いため、院内の移動が分かりにくいことがあります。
受付の場所が分からなくなったり、検査室への行き方が分からなくなったりして、不安を感じる高齢の方も少なくありません。
一度迷ってしまうと、焦りから余計に状況が分からなくなり、精神的な負担にもつながります。
診察内容や薬の説明を正しく理解できないことがある
医師の説明は専門用語が多く、聞き慣れない言葉も出てきます。
その場では分かったつもりでも、帰宅後に内容を忘れてしまったり、薬の飲み方を間違えてしまったりするケースもあります。
症状の伝え漏れや、聞きたいことを聞けずに診察が終わってしまうこともあり、結果的に治療がスムーズに進まないこともあります。
帰宅後の体調変化に気づく人がいないこともある
診察が終わって帰宅した後、疲れが出たり、急に体調を崩したりすることもあります。
一人暮らしの高齢者の場合、その変化に気づく人がいないまま、しんどさを我慢してしまうケースもあります。
「帰れたから大丈夫」ではなく、帰宅後まで含めて通院と考える視点が大切です。
元気そうに見えても通院の負担は蓄積していく
高齢の方は、自分の不調を言葉にせず、無理をしてしまうことがあります。
また、「子どもに心配をかけたくない」「迷惑をかけたくない」という気持ちから、本当はしんどくても一人で病院へ行こうとすることもあります。
そのため、見た目が元気そうでも、通院の負担や不安を抱えているケースは少なくありません。
家族として知っておきたい通院時の見守りポイント
病院付き添いが必要かどうかは、体調や通院内容、その日の状態によっても変わります。
迷ったときは、次のような視点で考えてみてください。
・最近、通院後に疲れた様子が増えていないか
・病院での説明をきちんと理解できているか
・帰宅後、体調の変化を一人で抱え込んでいないか
通院の付き添いが必要か迷ったときの判断ポイントについては、
興味のある方はこちらもご覧ください。
「高齢の親の通院、付き添いが必要か迷ったときの判断ポイント」
また、家族がどうしても付き添えない場合の考え方は、
興味のある方はこちらもご覧ください。
「高齢の親の病院付き添い|家族が行けないときの選択肢」
高齢者の通院は小さなリスクが積み重なりやすい
高齢者の病院通院では、移動中の転倒、待ち時間中の体調悪化、院内での迷子、診察内容の伝え漏れなど、さまざまなトラブルが起こりやすくなります。
普段は元気に見えていても、通院という行動自体が高齢の親にとっては負担になっていることもあります。
少しでも不安を感じたら、「まだ大丈夫」と決めつけず、通院のサポートについて考えるきっかけにしてみてください。
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