年末が近づくと気になるのが大掃除。
でも、ご高齢の方や体力に不安のある方にとって年末の掃除は負担が大きく、転倒や腰痛のリスクも高まりやすい時期です。
特に、
- 高い場所に手を伸ばす作業
- しゃがみ込みが多い水まわりの掃除
- 重たい物を動かす片づけ
などは、無理をするとケガにつながることもあります。
このコラムでは、年末の大掃除を無理なく安全に進めるためのコツや、
負担を減らす工夫をまとめました。
無理をしないための“年末大掃除の基本ポイント”
大掃除は「家中を全部キレイにしなきゃ」と思いがち。
でも、ご高齢の方ほど “できるところだけで十分” という考え方が大切です。
● やらない場所を最初に決める
完璧にしようとすると疲れが一気に出てしまいます。
今年は手をつけない場所を決めるだけで、負担がぐっと軽くなります。
● 小さな作業に分けて少しずつ進める
大掃除は一気にする必要はありません。
15〜20分ごとに区切り、ゆっくり休憩しながら進めることで安全に作業できます。
● “危ないかも”と思う作業は避ける
ご自身の感覚を大切に。
少しでも不安を感じる作業は、無理せず誰かに任せる方が安心です。
ご高齢の方が避けたい“負担の大きい掃除作業”
年末の掃除の中には、身体への負担が非常に大きい作業があります。
● 脚立を使った高所の掃除
窓の上部・換気扇・エアコンなど。
脚立の使用は転倒事故につながりやすく危険です。
● 換気扇の分解掃除
油汚れで重たくなっており、外すだけでも力が必要。
無理に作業すると手をケガすることも。
● 家具や家電の移動
ソファや棚などを動かす作業は腰を痛めやすいので要注意。
● 長時間の水まわり掃除
お風呂・トイレなどは姿勢がキツく、負担が大きい場所。
短時間で区切りながら行うのが安全です。
ご高齢の方でも安心してできる“負担の少ない掃除方法”
無理せずできる範囲の掃除だけで、家は十分スッキリします。
● よく使う場所を優先して掃除する
家全体よりも、生活でよく使う場所をキレイにする方が効果的。
- キッチンのシンク
- 風呂場の鏡や床
- トイレの壁・棚
- リビングの窓(室内側だけでもOK)
● 外回りは慎重に
草刈りや落ち葉拾いは腰を痛めやすく、冬の地面は滑りやすいので特に注意。
無理せず、短時間だけ行うか、誰かと一緒に作業するのが安心。
● 道具を工夫して負担を軽減
柄の長いモップや軽い洗剤など“身体に優しい道具”を使うと、
無理なく清掃が進められます。
疲れを溜めないための工夫
- 掃除する場所をリスト化して無理な部分は最初から除外
- 家族や誰かがいる時に進める
- こまめな休憩を挟む
- 完璧を目指さず、“できたところまで”でOK
- 無理を感じたら即ストップする勇気も大切
ちょっとした工夫で、年末の大掃除がぐっと楽になります。
無理な作業は、誰かに手伝ってもらうのも大切
ご高齢の方が無理をして掃除を行うのは本当に危険です。
次のような作業は、無理をせず誰かに頼ると安心です。
- 換気扇の掃除
- お風呂・トイレなど水まわりの清掃
- 窓・サッシの掃除
- 部屋の片づけ
- お庭の草刈りや外回りの掃除
体力的に不安がある時、家族だけでは手が回らない時は、
専門の手を借りるのも大切な選択肢です。
便利屋ムゲンダイナが年末の大掃除お手伝いしています。
香芝市、大和高田市、葛城市、北葛城郡(広陵町・上牧町・王寺町・河合町)を中心に、奈良県全域対応可能です。
地域に密着した便利屋として、すぐに駆けつけられる距離感を大切にしています。
換気扇・水まわり・片づけ・外回りなど、部分的な作業からでも対応可能です。
どうぞお気軽にご相談くださいね。


